株ドラゴンでIPOのミニチャート一括表示!チャート形状選別で勝つ!

    

どうも、ひげづら(@higedura24)です。

直近IPO(新規上場株)は大底からの急騰や、テーマ性を持った上昇フェーズで大きく値幅を取ることが可能です。

これは業績などをはじめとしたIPOに関する情報が少なく、

  1. 企業価値を投資家が測れずにいる
  2. チャート的にも手垢が少なく、需給に対して素直に動きやすい

といった背景があるからですね。

しかし、IPOの銘柄群はどんどん増えていきますし、リスト管理も大変です。

そこで今回は株ドラゴンの使い方紹介として、「IPOをミニチャートで一括表示して、チャート形状で選別する方法」を書きました。

株ドラゴンは使い方次第でかなり銘柄スクリーニングが楽になりますし、どんなチャートに注目すればよいか例も載せておきました。ぜひご参考下さい。

    

株ドラゴンでIPOをミニチャート表示!

株式市場には毎月のように新しい企業が上場しています。

中でも「ここ最近で上場した株」を新規上場株や直近IPOと呼び、投資家から大きな関心を寄せる銘柄群として有名です。

なぜ直近IPOが投資家から注目を浴びやすいのかというと、

  1. 若い会社は業績の伸びしろが大きく、最初の数年で時価総額が増大しやすい
  2. どの程度の潜在能力があり、業績や時価総額がどこまで拡大するのかは未知数
  3. 投資家も企業価値を正確に判断できず、企業価値よりも買われるケースも多い

といった背景があるからですね。

要するに、一度上がり出したら大きく値幅が出やすいので投資家はそれを目当てに直近IPOを監視しているというわけです。

もっと言えば、上昇初動を掴んで目一杯の値幅を取ってやる!なんて考えの方も多いので直近IPOは初動が大事だったりしますよね。

また「直近」といっても、少なくとも数年内の新規上場株は含まれてくるので監視対象は数百銘柄を超えてきます。

そこで登場するのが株ドラゴンのミニチャート機能です。

株ドラゴンではミニチャートといって・・・

こんな形で一気にチャートを表示する機能があります。直近IPOに絞ってミニチャート機能を出すという使い方をすれば監視もかなり楽になりますよね。

直近IPOに絞ってミニチャートを表示するには、まず以下から株ドラゴンにアクセスしてください。

そのあと株ドラゴンのトップページ下部にある資料系ランキングから「新規上場IPO株」をクリック。

次にページ上部にある「ミニチャート30件」をクリックすれば、上場日が新しい順に一覧表示されます。

株ドラゴンでは様々なランキングにおいてこのミニチャート表示が可能ですので、ぜひ覚えておいて下さい。

株ドラゴンでIPOをミニチャート表示したら形状選別しよう!

上記の手順で直近IPOをミニチャート表示できることがわかりましたが、実際にどのような使い方をしていけば良いのでしょうか。

直近IPOで意識したいパターンとしては、

  1. 公募価格から大きく上昇して初値をつける
  2. そこから続落が続き、ある程度まで株価が下がる(適正価格に収束?)
  3. 需給が折り合うところで大底をつけ始めて横ばいに転換
  4. 決算や材料をトリガーに上昇
  5. うまくいけば初値付近まで戻したり、青天井相場へ移行

という流れですね。

したがって、株ドラゴンで直近IPOを眺めるときにも「この流れのどの部分のチャートを探すか」がポイントだと感じます。

候補としては

  1. 需給が折り合い、横ばいに転じたチャート
  2. 大底から上昇フェーズに移行したチャート

ですね。上昇フェーズのチャートは大底経由でなくても良いですが、押し目を狙いやすい(反発を取りやすい)という観点からなるべく上昇初期が好ましいでしょう。

以下にそれぞれのチャート例を紹介しておきますのでご参考下さい。

需給が折り合い、横ばいに転じたIPOチャート例

直近IPOでよく見るのがこういったチャート形状ですね。初値から大きく下げてきて、赤枠内でぐーっと横ばいに転じているのが特徴的です。

出来高も激減しており、売りも落ち着いている印象があります。

大底をつけてから初動を思わせるような出来高増加+陽線が青枠内で出現すると・・・

このように上昇フェーズに移行するケースも多いです。どれほど上昇が続くかは銘柄の底力次第ですが。

くれぐれも下げている途中に買ったり、底這いに転じてすぐ買うようなことは避けて下さい。

大底から上昇フェーズに移行し、押し目を狙えるIPOチャート例

大底からでも、上場後すぐでも構いませんが上昇フェーズにある直近IPOにも注目です。

チャート例は上場後すぐに上昇開始したケースですね。

株価変動に目がいきがちですが、出来高に注目してみると

  1. 赤枠:上昇時に出来高増加
  2. 青枠:押し目で出来高減少

という特徴があります。したがって、株ドラゴンでもこういったチャートがないか探すわけですが、

  1. 押し目で買われるためには理由が欲しい
  2. 銘柄背景と話題のテーマ性が合っているか
  3. 決算への思惑はどうか

といったことに注目することも重要です。例えば2018年や2019年では、大型連休・無人レジ・教育関連などのテーマ性を持ったものが動意するケースもありましたよね。

季節性や時代に対して若い企業がマッチすると強い値動きを生みやすいと感じます。

株ドラゴンのIPOミニチャートにローソク足条件を追加

以前書いた株ドラゴンの関連記事で、「出来高急増ランキングを活用した指値売買方法」を解説しました。

簡単に言えば、「出来高が急増した銘柄にローソク足の条件まで組み込んだスクリーニングをかけてあげることで、転換点付近に指値を入れられる」といった株ドラゴンの使い方でしたね。

株ドラゴンでは、今回紹介した直近IPOランキングであってもローソク足条件を指定することができます。

単にチャート形状だけで見るのではなく、ローソク足からも銘柄を選別したいときは活用してみましょう。

上記の記事へのリンクは記事の最後に貼っておきます。

まとめ

いかがでしたか?今回は株ドラゴンの使い方として

  1. 直近IPOをミニチャートで一覧表示
  2. 2つのチャート形状から銘柄を選別する

といったことをお伝えしました。IPOは年々数が増えていきますが、株ドラゴンを効率良く使ってストレスを減らしたいですね。

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