【厳選】株価天井サインとなる7チャートでリスクを華麗に回避!

    

株価の天井サインをチャートから読み取ろうと考えている人は多いと思います。なぜならもし天井サインを知ることができれば早めに利食いを済ませたり、自分が保有したあとすぐに下落するという事故を防げるからですね。

チャートからこういった株価の天井サインを考えるという話はテクニカル分析の範疇ですが、実は過去の傾向から天井を示すサインというのはそれなりに述べられているんですよね。そこでこの記事では株価が天井を示すサイン7つをまとめてみました。

これは一種のパターン分析ですが過去の傾向として起こることが多いものなので知っておいて損はないかなと考えます。中には個人的に重視しているというものも含まれていますが、値動きや需給要因から考えた天井サインですのでぜひご参考下さい。

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株価の天井を示すサイン7種類

では早速ですが、「チャートでこれが出たら株価が天井を迎えている可能性あり!」というサインを述べていきます。最初に断っておきますが、テクニカル分析なので百発百中ということではなくパターン分析ですのでご了承下さい。

新興株で発行済み株式数を超える出来高がつく

株の世界には発行済み株式数というものがあります。これは企業が発行している株式の総数を示す言葉で、時価総額はここに株価を掛け合わせたものですよね。

理屈としては発行済み株式数が世の中に出回っている株の総数なので、これを超える出来高はつきません。しかし、実際には同じ株式が日中何度も売り買いされるのでこれを超える出来高がつくケースもあります。

こういったケースは主に新興株(小型株)で起きる現象で、それも何かしらのビッグニュースがきっかけで個人投資家あら機関投資家まで全員参加でひっちゃかめっちゃか売買される状況です。

発行済み株式数を超える出来高

例えばポジティブニュースで株価が急騰し、なおかつ上記の状況が何日も続くと

  1. 株価が普通では考えられないほど高くなる
  2. 出来高も発行済み株式数を超えるレベルまで跳ね上がる

となりますが、実はここまで相場が進むと天井を迎えるという話があります。

いくつかケースを見ていくとわかりますが、即座に天井となり急落することもあれば少し高値を進めてから落ちるケースもあるのでなんとも言えませんが相場が終盤戦に入っていることは判断できるでしょう。

出来高急増の長い上ひげや十字線が出る

先ほどの発行済み株式数は出来高関連なので需給状況から考えた天井サインでした。それに対して、この「長い上ひげローソク足や十字線」というものは値動きの流れとローソク足形状を合わせて天井サインを考えたものです。

例えば短期的に株価が大きく上がったタイミングで実体がほとんどないような長い上ひげが出た場合、ひげの先端付近の価格帯で一度大きく売られた形跡となります。

値動きとしては「このあたりで大きく利食いする人が出てきた」と解釈しやすく、一旦の天井サインと解釈しやすいですね。

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好業績株が決算前に急騰

好業績を出してくる期待感が大きい銘柄は先回りして買っておこうと考える人も多くなります。すると株価は決算発表を待たずに上昇し始め、むしろ決算発表そのものがゴールとなってしまうわけですね。

好決算前の株価上昇は天井サイン?

中長期的には好決算がスタートラインですが短期売買をしている人達にとっては事実売りする場面だと考えられ、こういったケースでは株価天井サインと解釈できるでしょう。

ただし好決算で売られても中長期的な期待感は残っているので、また株価が高値に戻ってくるということも十分に考えられます(投資家の期待が大きすぎてどんな数字を出しても株価が下がってしまうようなフェーズでなければの話です)。

三尊天井と団子天井

テクニカル分析の世界では株価が天井を描いた時によく見られるチャート形状が伝えられています。そのひとつが三尊天井とかヘッドアンドショルダーズトップと呼ばれているものですね。

ヘッドアンドショルダーズトップ

なぜこれが天井サインとなるのかというと、

  1. 前回高値から切り下がる株価の値動きがそもそも弱い
  2. 戻り高値の位置も高値が切り下がっているのでさらに弱い
  3. 安値(ネックライン)を割り込むような値動きで下げが本格化

といった流れがあるからです。ちなみに天井圏のパターン分析として有名なチャート形状にはこの他に団子天井というものもあって・・・

このように徐々に株価の勢いが弱ったあとギャップダウンから下落に転じるケースもあります。この団子天井は後述する酒田五法の中でも説かれているものなので、歴史としては江戸時代の米相場から語られているものです。

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アイランドリバーサルトップ

チャート形状から株価天井サインとなるものには窓開けが絡むものもあります。

このアイランドリバーサルトップはその代表的なもので、個別株はもちろんのこと日経平均株価でもよく見られる切り返しサインですね。窓開けが互い違いに起こることで小幅ローソク足が離れ小島のように取り残され、転換点が非常にわかりやすい特徴があります。

このアイランドリバーサルは天井だけでなく底打ちのサインにもなり得て、例えばボックス圏の底値と高値の両方で出るなんてケースもありました。知らないと気づけない部類のサインですので、初見だという方は今後ぜひ意識してもらいたいもののひとつです。

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酒田五法の天井サイン

ローソク足はそれ単体では信頼性が低いものの、先ほどから述べているように流れや組み合わせを考えるとパターン分析として価値が出てくるものです。

ここまで紹介してきたもの以外にも、オーソドックスなものでは「高値圏で出来高急増の大陰線が出た場合」なども代表的な天井サインでしょう。この理由は

  1. 直近のローソク足をいくつも包み込むような大陰線が出ると下げに巻き込まれた人が多くなりやすい
  2. 包み込まれたローソク足で買った人は全て含み損になっているので戻り高値で売り圧力が高まりやすい

といったものです。

実はこういったローソク足分析をパターン化し、様々なサインとして落とし込んだ秘伝の考え方みたいなものがテクニカル分析の世界にはあります。それが酒田五法と呼ばれる概念であり、このブログでも色々なシグナルをまとめてきました。

この酒田五法の中には複数の株価天井サインがありまして、例えば

  1. 三空踏み上げ
  2. 首吊り線
  3. 下放れ二本黒

などは株の世界でも有名ですね。例えば三空踏み上げは・・・

三空踏み上げは天井サイン

このように窓開け上昇が連続するような強い値動きですが、実は高値圏で出てしまうと買いのエネルギー切れが起こりやすく一旦の天井サインとなってしまいます。また、首吊り線も・・・

高値圏で発生する長い下ひげ陽線なので一見すると強い値動きに感じますが、高値圏で大きく下げる値動きが出てきたという観点から天井サインとして考えられていますね。

このように酒田五法は興味深い考察を背景にパターン分析化されたものなので、多くの人に知ってもらいたいものです。下記に酒田五法まとめ記事を添付しておきますので一度ご覧になってみてはいかがでしょうか。ここでは紹介していない株価天井サインはもちろん、底打ちサインもあるので知っておいて損はありません。

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まとめ

今回は株価天井サインとなる7チャートとして以下をご紹介しました。

  1. 発行済み株式数を超える出来高
  2. 高値圏で発生する長い上髭や十字線
  3. 好業績銘柄の決算発表に向けた上昇
  4. 三尊天井
  5. 団子天井
  6. アイランドリバーサル
  7. 三空踏み上げ
  8. 首吊り線

どれも見かける頻度が高いものでありテクニカル分析の初歩的なものです。

しかし知っているのと知らないのでは大きな差が出る重要なものですので、知らなかったという方はぜひ意識してみてください。

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