株における待つことの重要性

株における待つことのメリットと待てないことの弊害をご存知ですか?

    

どうも、ひげづら(@higedura24)です。

突然ですが、株式投資で大事なことは何でしょうか?

株を買うまでの過程を分類してみると、銘柄選定やら資金管理やら売買タイミングなど色々あると思います。

その中でも、あまり多くは語られない行動として「待つこと」というものがあるでしょう。

ほとんどの方は株を買うまでの過程を考えても、この「待つこと」を連想せず違ったことばかりに労力を割いています。

しかし、実際には待つことはとても忍耐が必要で、特に経験が浅い方ほどあまり上手でないですね。

この記事では

  1. 株式投資において「待つこと」の重要性とは何か
  2. 待てないことでどんな弊害が考えられるか
  3. 株における良い「待つ」と悪い「待つ」はどんなものか
  4. 待てるようになるためにはどうすれば良いか

といったことについて書きました。

自分の胸に手を当てて考えてみた時に、あまり待ててないな・・・と感じる方はぜひご参考ください。

株における待つことの重要性とは

株式投資に聖杯はあるのかという論争はいつの時代もあって、これは「常勝できる手法はあるのか」という意味の質問だと思います。

個人的には株に絶対はないけれど、ある程度勝ちやすい手法はあるという考えです。

ただし、私が知っている限りでは毎日いくらでも勝てますよ!というものではなく頻度は低いけど勝ちやすい手法と言えます。

言わば「待てさえすればれば負けづらい売買方法」ですから、手法の中に「チャンスがくるまで待つ」という過程が組み込まれているというわけですね。

ここがかなりのポイントで、人間の心理が大きく関わってくる部分だなと思います。

例えば、こんな話を聞いてどう感じますか?

ある日あなたのところへ未来人がやってきました。

その人は

  1. 1年後に買えば必ず2倍になる銘柄A
  2. 5年後に買えば必ず10倍になる銘柄B

を教えてあげようと言い、両方の具体的な買値と売買日のメモをくれました。

色々話を聞いたところ言っていることは本当のようですが、どちらかひとつしか買えないとのこと。

さてここで質問ですが、あなたは銘柄Aと銘柄Bのどちらを買いますか?

例えばAさんは5年後なんてとても待っていられないよと、銘柄Aを選択するかもしれないです。

一方でBさんは5年後まで待つことができて、なおかつ銘柄Bを買う日に向けて大きな資金を作ることに専念するかもしれません。

普通に考えれば、Bさんの方法が確実に資産を大きくするという意味では最も理にかなっていると思います。

資金を作りながら待ち、5年後に大きく買うだけで資産が10倍に膨れ上がるわけですから当然ですよね。

Aさんの方法が間違っているとは言いませんが、5年後の大勝負より大きくリターンを得るためには相当のパフォーマンスが必要だと思います。

実は人間の心理的にはAさんタイプが多いという話があるんです。

例え話の内容は違いますが、要するに

  1. すぐに手に入る小さな利益
  2. 後で手に入る大きな利益

のどちらを選びやすいかという問題に直面した場合に「すぐに手に入る小さな利益」を手にしやすいという意味ですね。

これは少しでも含み益が乗ると利益確定したくなる心理に関係していて、人間の性とも言えます。

この話に限らず株式投資では「待っていればチャンスは回ってきたのに!」という局面がとても多く、その重要性を感じざるを得ない経験を持っている人も多いのではないでしょうか。

待てないことの弊害とは

例えば、待てないことで弊害が起きる最も典型的な例は「理由もなく急いで買ってしまう」というケースですね。

  1. 大きな材料が出たからと大勢と一緒に買い急ぐ
  2. 上がっている銘柄に理由もなく乗ってしまう

といったことは初心者さんあるあるだと思います。

株式投資をやっていて今すぐにでも急いで買わないといけない!という場面はデイトレでもしない限り、そうそうないでしょう。

兼業投資家さんならなおさらのことで、仕事を中断してまで焦って成行買いする必要は多くの場合ありません。

大抵の場合はこの辺で買えたら嬉しいなという価格にアラートをかけておいたり、指値を放置しておく方がうまくいきます(私の場合は)。

その他にも「せっかく利益が乗ってきた銘柄を早食いしてしまう」ということも待てないがゆえの弊害でしょう。

個人的にはこちらの失敗の方が多くて、思っていたよりめちゃくちゃ上がってるじゃん!という経験は痛いほどあります。

そんなに多いならもっと利益確定を遅らせれば良いじゃないかと自分でも思いますが、なかなかそうはできないのが悔しいところですね。

人間の性格や価値観は本当に千差万別なので、いつまでも含み益を放置できる人もいればそうでない人もいるということです。

正解はありませんが、なるべく大きく買って小さく負ける方が効率は良いはずなので、利食いを待てないという弊害はあるでしょう。

待つことの善悪について

いつまでも利食いを待てる人がいるように、いつまでも損切りをせずに待てる人もいるわけです。

株において待つことが大事だと言っても、これは待つ例の中でも悪い部類ではないでしょうか。

個人的には損切りは速やかに、成行で執行しても良いくらいです。

含み損が20%も50%も乗っているのに、値が戻るまで待つことは絶対に効率が悪いと思います。

私の価値観で申し訳ありませんが、かなりのお金持ちでない限りはそうなる前に損切りをしてもっと良い銘柄を良いタイミングで買う努力をするべきです。

待つことは大事ですが、悪い方向で労力を割いては良い結果にはなりづらいでしょうね。

割安株の放置について

投資家の中には割安株を買って、損切りにならない限りは放置し続けるという手法を行う人もいます。

これもいわば上昇するまで「待つ」という行為が必要で、性格によって向き不向きがあるでしょう。

株式市場にはこの類の銘柄は結構あるように感じますが、反応してくる時期は千差万別ですよね。

おそらくどのセクターに属しているかが大きく、セクター単位で資金が回ってこないといつまでも割安なままなのかな?と思うことはあります。

このセクターはいつ見ても割安だよね、むしろこの価格帯が定着してしまったよねと感じる銘柄もちらほら。

日の目を浴びるその時まで待っていられるかが焦点で、

  1. 待っている間の資金拘束が無駄
  2. 上がり始めを狙えば良いだけ

という声もあります。

あまりにオーバーシュートしている銘柄には早めに飛び乗って、そうでない万年割安株にはタイミング良く乗った方が良いのかもしれません。




株を待って買えるようになるためにはどうすれば良いか

色々と述べてきましたが、私も最初から待つことの重要性を知りながら売買をしていたわけではありません。

前述のような失敗を繰り返しながら、待つことの重要性が身に染みたからこそ指値を重視するようになるなどの変化が起きました。

株を待って買えるようになるには「待ったことで良い結果となった」という成功体験が必要です。

  1. 仕事があまりに忙しくて、しばらく株式市場を見れなかった
  2. 一応、欲しい銘柄には指値+逆指値を放置しておいた
  3. 1か月後に見てみるとうまい具合に約定していて、しかも含み益まであった

といったことを経験すれば、なんだ指値していれば良いことあるじゃん!となる可能性があります。

上記は私の実体験で、単純な性格なのでそう思うことができました。

もしあなたが毎日に近いレベルで頻繁に売買をしていて、なおかつうまくいっていないのであれば騙されたと思って下値がしっかり固まっている銘柄に指値やアラートをかけてみてください。

そしてアラートが鳴ったり、指値がグサッと刺さるまでは売買を休んでみてはいかがでしょうか?

もしその下値がちゃんと効いているのであればおそらく利益が出るはずです。

具体例としては・・・

待つことの重要性チャート

こんな形で長らく下値が一定となっている銘柄があります。

赤線くらいに指値をして、同時にロスカット用の逆指値をその何%か下に入れておくだけです。

あとはしっかりと仕事に打ち込んで、本当にたまに日経平均を覗くくらいで構いません。

何か月かかるかわかりませんが、地合いの悪化とともに安値圏で買える可能性はあるでしょう。

ちなみに、ボックスブレイクは上の価格にアラートをかけておけば知ることができますよ。

まずは待つ経験と、あわよくばそれで成功する経験を頂きましょう。

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休むも相場なり

株において待つことは大事ですよと言っているのは私だけではありません。

酒田五法で知られる本間宗久は「売るべし、買うべし、休むべし」という言葉を残しています。

これは現代でも「休むも相場なり」といった格言で受け継がれていて、わからない時やうまくいかない時は休んでくださいねと教えてくれていますよね。

相場を休むことは実際に悪いことではなく、

  1. 待てば資金が手元に戻る
  2. 株式市場が不安定な時期にキャッシュ比率を高めることができる
  3. 欲しい銘柄の最適なタイミングで買える可能性がある

といったメリットはあると思います。

例えば年間を通した時、5月や8月は地合いが悪くなりやすいアノマリーです。

そういった時期は資金をなるべく引っ込めて、欲しい銘柄が下がってきたタイミングで買うようにすれば効率的でしょう。

もし相場を休むことがなければ、そういった多くの人が勝ちづらい時期にも戦う必要が出てきます。

個人投資家は休みたい時にいくらでも休めるメリットを持っていますから、存分にそれを行使していきましょう。

理屈ではなく、不思議と2週間や1か月売買を控えるだけでスッキリとした気持ちになれますよ。




まとめ

いかがでしたか?今回は株式投資において待つことは重要だという話をしました。

人間は心理的にも不合理なことをしがちで、それによって弊害も起きます。

含み損が元に戻るまで待つようなことは避け、含み益を伸ばすといった良い方向で待つことを意識したいところです。

しっかり待って買えるようになりたければ成功体験を得ることが手っ取り早く、試しに指値を放置して相場から少し離れてみることもありですね。

相場を休むことやしっかり待つことは悪いことではありませんので、うまくいかない時は実践してみてはいかがでしょうか。

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がありますのでご参考ください。それではまた!

    

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