どうも、ひげづら(@higedura24)です。
保有銘柄に含み損があるのは気持ち悪いですし、ストレスを感じますよね。
自分の持ち株がここから上がっていくのか、含み益に転じてくれるのか気になる方も多いことでしょう。
そこで今回は
- 含み損がストレスになる原因
- ストレスが生じないための対策
- ストレスが生じた場合の対処法
についてご紹介します。
含み損が生じた場合のストレスは個人差が大きい部分ですが、いつも暗い気持ちになってしまう方はぜひご参考下さい。
含み損がストレスとなる原因とは
そもそも含み損がなぜストレスになるのでしょうか。
これは「現状で損している」という感情以外に、「この先どうなるかわからない」という気持ちがあるからだと思います。
例えばですが、現状で10万円の含み損があったとしましょう。
まだ確定損失ではないものの、
- 10万円損するかもしれない
- 10万円以上の損に膨らむかもしれない
- 10万円以下の損にしぼむかもしれない
- 含み益に転じるかもしれない
と様々な可能性があって、しかもどうなるかわからないからストレスが高まるのです。
また、自分の中でそれぞれの選択肢に対する可能性をその日の値動きによって変動させますよね。
その可能性の変動もまたストレスを強め、「いったいどうなるんだー!」と爆発しそうになるわけです。
もしこれが「今は10万の含み損だけど、3日後には1万円の含み益に変わるよ」と神様が教えてくれる状況なら、ストレスが全然かからないという方も多いのではないでしょうか。
このように、含み損でストレスを感じる原因は
- 損しているという状況
- どうなるかわからないという不安
が挙げられると思います。
含み損がストレスになりやすい人
個人的な意見ですが、ストレスを感じやすい人の特徴として
- 短気
- せっかち
- 怒りやすい
といった性格があると思います。
これらの共通点は「待てない」とか「すぐに結果を求める」といったことでしょうね。
例えば、
- まだ保有して1日しか経過していないのに含み損が気になって仕方ない
- 買ってからすぐ反発しないと気が済まない
- 持っていたら上がっていたのに、手放してしまったことでストレスが生じる
などが代表的なエピソードではないでしょうか。
これとは対称的に、比較的穏やかで温厚な方はストレスを感じにくいと思います。
株に限らず、自分がコントロールできない部分に対して悩む人はストレス体質ですね。
- 苦手な人の性格を直そうとする
- 嫌いな上司の言うことを真に受ける
- 別れた恋人の気持ちを変えようとする
これらはよくある悩みですが、自分でコントロールできる部分ではありません。
含み損も同じで、悩んだからといって含み益になるわけではないでしょう。
この辺の意識は性格的な問題で、言われたからとすぐに改善できる所ではないかもしれません。そのため自分と向き合いながらうまく付き合っていくしかないでしょう。
一方で、もう少し具体的な要素でいくと「余剰資金で株をやっていない」という点もありがちなパターンです。
余剰資金とか余裕資金は言ってしまえば無くなっても生活に困らないお金なので、最悪全てを失っても生活がおびやかされることはありません。
しかし、そういった性質のお金で投資をしていない人は「株で損をする=生活の危険」ですからストレスも人一倍でしょうね。
これはそもそも投資を始めるスタートラインに立っていないわけなので、まずは資金を貯める過程に戻ることもひとつの選択肢です。
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含み損ストレスへの対策
含み損でストレスが生じる原因は
- 損失を抱えている状況
- どうなるかわからない不安
の2つでした。
したがって、そもそもそうならないように対策を講じる必要があります。
考えられるものとしては
- なるべく損失が生まれない(大きくならない)ような低リスクな売買
- 損失を素早く切るようなルール作り
が重要でしょう。
低リスクな売買とは
まずリスクを抑えた売買についてですが、これは「市場心理が最悪に落ち込んだ瞬間」だと思います。これって一見するとリスク高いのでは?と感じがちですよね。
しかし、例えば「含み損のストレスに耐えかねて売ってしまう人が売り終わった状況」というのは投げ売りが出きったタイミングと言えるわけです。
短気な人達の投げ売りが終わって、株価が下げ止まっている期間に買えば
- さらに下げることは考えづらい
- もし、もう一段下げても最初に買った人達よりは損失が少ない
ということになります。
また、もう一段深掘りする瞬間に損切り設定としておけば買値からそこまで大きな損切りにはなりづらいでしょう。
上記はあくまで一例ですが、市場心理を考えた時にリスクが低そうな売買をしていくことは含み損によるストレスを軽減する対策になるはずです。
損切りを素早く切るようなルール作り
これは、いわゆる損切りルールをちゃんと作りましょうねという意味です。
損切りルールで重要なのは自分の見立てが崩れた株価をどこに設定するかという点だと思います。
テクニカル分析で売買したのかファンダメンタルズ分析で売買したのかにもよりますが、ここまでは追いますよというラインを決めるわけですね。
損切り設定をせずにどこまでもその銘柄に付き合うという状況は「この先どうなるかわからない」という不安がかなり大きいと思います。
したがって、最悪でも株価がここまでの不安で終わるという状況を作ればストレスへの対策になるでしょう。
これは短気な人ほど効果的な施策で、ダメなら次の銘柄へ!とできるので合っている考え方です。
ちなみに損切りのルール作りはなるべくシンプルなもので構いません。
私も「この価格から何%抜けたら切ろうかな」と設定することは多いですし、数%の下抜けでさっさと諦めるケースもあります。
含み損でストレスが生じたらどうするか
実際に含み損を抱えてストレスを感じている最中は「気にしないこと」が一番です。
専業投資家の場合は中々そうもいかないかもしれませんが、兼業投資家の場合は違うことにも打ち込みやすいと思います。
仕事中に損益を気にしていても仕方ないですから、素直に仕事で汗を流すことも良いですね。
どうしても気になって生活に支障が出て仕方ないのなら、ばっさりと損切りすることも有効です。
損切りも出来ないし気にしないことも難しいのなら、ポジションを少し軽くしたり何か気分転換をすることもおすすめ。
大きく損失が出たら一度落ち着いて、トラウマやストレスが癒えてから相場を再開することも有効です。
利益が出ていても損失が出ていても、とにかくフラットな状態で売買できることが一番大切だと私は思います。
そういった意味では自分の中で癒やされる場所がある人は心理的に有利な面がありますし、そこに感謝するべきではないでしょうか。
もちろんそこに頼りっきりではいけませんが・・・安定して株をやっていくためにはありがたい存在です。
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まとめ
いかがでしたか?今回は含み損がストレスとなる原因やその対策などについてお話しました。
おそらく短気な人ほどストレスを受けやすく、自分に合った対策をしっかりと取る必要があります。
含み損がそもそも生じないような売買を心がけ、もしストレスが生じた場合はどこまで追うかを決めておくことが重要ですね。
含み損のストレスを気にしすぎてもいけませんから、心を違う方向へ向けることもおすすめです。
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