寄り付き指値のメリットとは

寄り付き指値・成行のメリットデメリットを理解して正しく使い分けよう!

    

どうも、ひげづら(@higedura24)です。

株式市場が開く瞬間を「寄り付き」と言います。

また、その寄り付きに合わせて指値や成行を入れる注文方法を

  1. 寄指
  2. 寄成

といった呼び方で区別しています。

この寄指と寄成は寄り付きに注文することに変わりありませんが、微妙な違いがあるんです。

そこでこの記事では

  1. 寄指のメリットデメリット
  2. 寄成のメリットデメリット

についてご紹介しました。

どちらも似たような場面で使いますが、特徴を理解して使い分けると非常に効果的です。

特に兼業投資家の場合は、寄り付きで指値や成行を入れることが多いと思います。

初心者さんでも使いやすい部類の注文方法ですので、しっかりとメリットデメリットを覚えておきましょう。

外部参照リンク:楽天証券|執行条件の「寄り付き」とは

寄り付きに指値を入れるメリットデメリット

まずは寄り付きに指値を入れるメリットデメリットからです。

寄指のメリット

いわゆる「寄指(よりさし)」という注文方法で、前場の寄り付きもしくは後場の寄り付きで指値を約定させる方法を言います。

ザラ場中には発注できず、前場に出しても後場に出しても寄り付きで約定しなければ失効注文となるのが特徴です。

ただし、前場で始値が決まらなかった場合は後場に引き継がれます。

そんな寄指のメリットは

  1. 自分が欲しい価格か、それより有利な価格でのみ約定する
  2. 前日終値の状況から考えるシナリオに合わせた売買が可能
  3. 特別買い気配などで思わぬ約定価格になることを未然に防げる

といったことです。

寄指は指値注文の一種ですので、自分が欲しい価格で約定できることが最大のメリットでしょう。

また、特別買い気配では寄り値がつり上がって行きますが、そういった場合に高値掴みとなることも防げます。

寄り付き前の段階で

  1. 今日は特別買い気配になりそうだ
  2. 何円までに収まるのなら買いたいが、あまり高いようなら買いたくはない
  3. 寄指を入れて様子を見よう

といった使い方も可能です。

これより上がったら過熱感が出るだろうと思う価格に指値をしておけば、寄成に近い間隔で寄指を使えます。

寄指のデメリット

反対に寄指のデメリットには

  1. 寄り付きに入れた指値と折り合わなければ買えない
  2. 寄り付きで約定しなければ失効される

といったことが挙げられます。

といっても、そもそも自分が許容できる範囲で指値を入れているはずですし、折り合わなければ失効しても問題ないかもしれませんね。

「本日中」の条件で指値を入れていればザラ場中に指値注文が残り続けますが、寄り付きの執行条件で約定できなければ自動的に失効します。

ザラ場に指値注文が残るのは株価が崩れた際に約定するリスクもあるので、場合によっては失効した方が良いこともあるでしょう。

指値を残したかったり、どうしても約定させたい場合は

  1. 最初から本日中の指値注文にしておく
  2. 改めて成行や指値注文を入れ直す

といった対策が必要です。




寄り付きに成行を入れるメリットデメリット

次に寄り付きに成行注文を入れるメリットデメリットについてです。

寄成のメリット

いわゆる「寄成(よりなり)」という注文方法で、前場もしくは後場の寄り付きに成行注文を入れることで確実に約定させるやり方です。

メリットとして

  1. 寄り付きさえすればほぼ確実に約定できる
  2. 欲しい株を手軽に約定させられる

といったことが挙げられます。

寄成の最大のメリットは約定率の高さです。

気配値の段階でそこまで高寄りしそうになければ、寄成で入れておいても問題ないことが多いですね。

ただし、寄成のデメリットとして

  1. 人気度が高い銘柄では寄り付きに買いが集中して、思わぬ価格で約定することがある
  2. 気配値の段階では高寄りしていなかったが、寄付きと同時に大量の買いが入ってくることもある
  3. 逆に人気がなさ過ぎる場合でも思いがけない約定になることもある

といったことが挙げられます。

デメリットに気をつけつつ活用すれば、寄成も有効な注文方法です。

市場の約定ルールから言っても指値より成行の方が早く約定しますし、寄り値で確実に約定できるのは寄成と言えます。

材料が出たローソク足を基点に考える際にも、一番最初の価格は寄成で入れていた人の約定価格ですよね。

寄成のリスクが怖ければ、

  1. 寄成で打診買い
  2. 気配値を参考に、通常指値も同時に散らせておく

といった流れで対策するのもありです。

例え安寄りしても、材料が出たことで最終的には陽線になると思えば寄成と指値がうまく機能するケースも多いですね。

寄指と寄成の使い分け

寄指と寄成は、

  1. 寄り付き前の段階でその株が欲しいというケース
  2. 兼業投資家など寄り付き前に注文を出すことが多いケース

で重宝する注文方法です。

また、これらの特徴を踏まえた使い分けとしては

  1. 寄指:許容範囲となる価格がある場合
  2. 寄成:寄り値の段階から持っておきたい場合

が主なものだと思います。

寄指に関しては通常指値で代替できますが、前述の通りザラ場に指値を残しておくかの違いがあるわけです。

もし高寄りの気配に合わせて指値をしてしまい、仕事中に相場が崩れれば高寄りの位置で指値が約定して含み損となりますよね。

寄り指しは寄り付きで約定できなければ失効するので、これをメリットとしても使えるということですね。

ちなみに酒田五法の中では寄り付きで成行を入れることはあまり良いことではないとされているようですが、実際の相場では寄成でうまくいくことは多いでしょう。

あくまで個人的な意見ですが、「あ、これは安寄りしても盛り返す流れだな」と感じる場合は全然成行で出して問題ないです。

むしろ成り売りが出てくれたおかげで

  1. 寄り値が下がる
  2. 寄り値からも下がって、下の指値も約定する

という流れになるでしょう。

狙い通り陽線に転じてくれれば、寄り成と通常指値のコンボで自然と利益が出るわけですね。

ただし、

  1. 特別売り気配
  2. 特売りでないにせよ想定外に安寄り気配

では一度解除することもあります。

寄り付きで約定させたい場合、特別気配は非常にやっかいですよね。

例えば特買い気配でも「寄り付き後に伸びるケース」と「寄り天になるケース」があって、それは特買い気配になった理由に左右されるでしょう。

経験と言ってしまえばそれまでですが、読めないことも勿論あるので値動きが落ち着いてから指値するのも1つの手です。




まとめ

いかがでしたか?今回は寄付きに指値や成行を入れる注文方法のメリットデメリットについてお話しました。

どちらも寄付きで約定させることに変わりありませんが、ちょっとした違いがあります。

メリットデメリットを理解した上で、上手に使い分けていきましょう。

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がありますのでご参考ください。それではまた!

    

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